【#72】『建設DX(日経BP)』を建築学生が読んだ感想。【院生の1級建築士受験】

【#72】建設DX(日経BP)を読んだ感想。【院生の1級建築士受験】

おはようございます。ついに、私も読みました。

昨年出版され、Amazonの建設業界カテゴリで1位にもなった『建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル(日経BP出版)』

今回は建築学生の私が、読了後に感じたことを書きたいと思います。建設DXに興味のある方に少しでも役立てる書評となれば幸いです。

   

 

まず、簡単に自己紹介します。

私は地方の国公立大学で建築を学ぶ大学4年生修士1年生となる来年度、2021年一級建築士試験受験します。詳しい自己紹介はこちらの記事(クリックで開く)から。

 

1月29日(金)の作業/学科まであと163日

 

 

  • 18年法規(30問)演習・復習

本日は2018年法規を演習・復習していきます(第3周目)。実は昨日、読書に明け暮れて過去問演習ができませんでした…(正直)。

 

それでは今日も一日、ご安全に。

 

『建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル』を読んだ感想

 

 

『建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル』、皆さんはもう読まれましたか。

 

感染症の流行働き方改革に拍車がかかったともいえるこのご時世。

建設業でも、業務効率化のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれています。

 

そして、建設DXは個人的にも他人事ではありませんでした。

なぜなら、私は大学院以降はBIMプレファブリケーションを研究で扱っていきたいと考えていたからです。

 

そんな背景もあって、先日気になっていた『建設DX』をようやく読みました。

するとそこでは、建設業の未来へ一層期待を持たせるような、数々の新技術が紹介されているではありませんか。

 

そこで、感動した私が読了後すぐ感じたことを書き留めておこうと思いました。

今日の感想は浅く広くですが、大変中身が濃い本なので内容を反芻して、もっと掘り下げた記事も書いていく予定です。

 

 

私は『建設DX』を読んで、以下の感想を抱きました。

 

  • DXの『効果』もしっかり書いているじゃない
  • よし、ITより建設に詳しくなるぞ!
  • 大学院では建設DXの基盤を勉強したい

 

それぞれ詳しくみていきます。

 

DXの『効果』もしっかり書いているじゃない

『建設DX』には、DXの『効果』もしっかり書いてありました。

 

いきなりなんだ偉そうに、と思われそうですが、

Amazonにはちらほら「効果の報告が無い」といったレビューがあり、私は読む前にそれを懸念していました。

 

しかし実際は、DXの導入で得た効果まで紹介されていることが多く、中には定量的なものもあったように思います。

 

例えば、次世代型建築生産システム「シミズスマートサイト」の資材搬送ロボットによって1日当たり5人の現場の人員を削減できました。

建築計画とAIを掛け合わせた「アーキシム」の紹介では、賃貸住宅の提案件数が4倍になったと報告されていました。

 

など、すでに効果が出始めている取り組みも上記のようにありました。

そして、確かに見積もり想定段階の話もありましたが、効果の多くはきっとこれからついてくるのでしょう。

私はむしろ建設DXが飛躍する時代に、建設業へ携われることを光栄に思いました。

 

 

よし、ITより建設に詳しくなるぞ!

『建設DX』を読み、よし、ITより建設に詳しくなるぞ!と思いました。

これは、逆張りではございません。

  

『建設DX』では成功事例だけではなく、失敗事例も紹介されています。

その1つに、建設現場の関係者がAIに期待を寄せすぎて焦り、使えないAIを発注したという話がありました。

失敗の要因は、建設業側の担当者建設現場とAIを掛け合わせてやりたいことがあやふやだった、という点にあったとのことです。

 

これを読んだ私は、

建設業側の人間はAIだけでなく、自分の場所の問題についてまずよく知り、何を改善したいのかITの専門家に説明できるようになるべきなのだと解釈しました。

よって私は、ITよりも建設の勉強を一層がんばっていきたいです。

 

なぜこれを強調したかといいますと、最近はどの業界でもDXが取りざたされ、慌ててプログラミングなどを勉強し始める人が増えている気がします。

もちろん私もこの本を読むくらいDXへ関心があるのですが、

だからこそ建設の何を改善したいのか深く考えることをITの勉強よりも先に行いたいと思いました。

 

それに、今からITをかじったくらいではIT専門家には敵いません。

私は建築学科や建設業を通して得た専門知識を生かし、将来は情報系の人と協力できる人材にこそ、なりたいと考えました。

 

 

大学院では建設DXの基盤を勉強したい

『建設DX』のために、私は大学院で建設DXの基盤を勉強したいと思いました。

 

『建設DX』の第3章には、BIMこそが建設DXの基盤であると書かれています。

BIMは設計・施工から運用まで幅広く活用できるプラットフォームというのが理由で、建設DXで何かやるならばそこにBIMは必要になってくるのです。

 

私もちょうど、今後の研究活動BIMを取り入れたいと考えていました。

ですが、それはただBIMを使えればいいという訳では無く、BIMの活用法の検討という、IT技術を使う側の目線を学びたいと考えたのです。

 

研究に関わることはこれ以上は書けません。

しかしこういった経験が、建設DXの基盤を学ぶことにつながると考えました。

 

 

最後は個人的な話が多くなってしまい恐縮ですが、以上が私の感想でした。

『建設DX』は建設と関わりある方であれば、必ず考えさせられる瞬間がある本だと思います。

 

ぜひ、手に取ってみてください

 

次回予告

次回【#73】は、『ヘミングウェイ方式で建築士の勉強が楽しくなった!』をお送りします。お楽しみに。

 

 

読んでくださるあなたの存在が、勉強ブログ励みです。

よろしければ、Twitterフォローまたはシェア、または定期購読のボタンクリックをお願いします。明日も「つたログ」でお会いしましょう。

つたログを定期購読できます。

コメント

コメントを残す

*