
先日一級建築士試験の対策として、Amazonの売れ筋ランキング52位の参考書を購入しました。
『イラストでわかる一級建築士用語集 大西正宣・改訂監修』という本です。
なぜわざわざ売れ筋を強調したかと言うと、もっと評価されるべきだからです。
まず、簡単に自己紹介します。
私は地方の国公立大学で建築を学ぶ大学4年生。修士1年生となる来年度、2021年に一級建築士試験を受験します。詳しい自己紹介はこちらの記事(クリックで開く)から。
目次
2月9日(火)の作業/学科まであと152日

- 13年構造・施工(55問)演習・復習
本日も構造・施工の過去問題を解いていきます(第1周目)。昨日、久々に演習した法規の点数はこんな感じでした。

それでは今日も一日、ご安全に。
『イラストでわかる一級建築士用語集』をレビュー
さて、本題です。
私は数多ある一級建築士の参考書の中から、


君を見つけ出しました。
Amazonランキング52位、
『イラストでわかる一級建築士用語集 大西正宣・改訂監修』(学芸出版社)。

Amazonではレビューも星も見当たらない、いわば建築士対策界隈で「隠れた」参考書ですが、
私は近所の書店で立ち読みした時からこれは…と忘れられず、結局実費で購入することになりました。
今回は、この『イラストでわかる一級建築士用語集 大西正宣・改訂監修』をレビューしてみたいと思います。
「イラストでわかる一級建築士用語集」の良い点
「イラストでわかる一級建築士用語集」の良い点は、
過去問題集の解説などでは不足しているイラストを多用した参考書であることです。
一級建築士試験に必要される、2,000語の重要語句をイラストやストーリーによって解説する、というのが特徴です。
目次はこのような感じ。全ての科目を網羅しています。


そして例えば、構造の座屈はこのように解説されています。

基本的に左側のページは文章による解説、右側のページはそれに対応するイラストとなっています。
文中で太字になっている単語が上記で紹介した重要語句です。語句同士のつながりが分かり、ストーリー的に理解できます。
これが学研まんがをほうふつとさせるイラストとあわせられて、大変分かりやすいです。
ちなみに、私は特に施工を強化したいのでこちらのイラスト系参考書も使用しています。
「イラストでわかる一級建築士用語集」の悪い点
しいて言うなら、2,000語の重要語句の選定基準が気になります。
過去問題●年分を調査した結果、設問に使用されていた語句、といった基準で語句が選ばれていれば、買い手としてはより心強い参考書になると思いました。
一方、今のところ欲しい単語は大半掲載されていたので、一級建築士試験の網羅率は高いように感じました。
さて、良い点も悪い点もご紹介しましたが、
総括すると私はこの「イラストでわかる一級建築士用語集」が、Amazonランキングで52位の座にいるのは大変もったいなく思います。
ぜひみなさんも、難しい語句の理解にこの参考書を活用してみてください。
今回の記事も、皆さまの勉強の一助となっていれば幸いです。
次回予告
次回【#83】は、『未定』をお送りします。お楽しみに。
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